黒豚の噂 woink-propaganda

人狼GMの活動で得た色々をぼやきます。対面と長期が主戦場。

同票処理「累式」

更に引き続き、今回は「累(カサネ)式」の同票処理(同率最多得票者複数人時処理)新提案。

今回は、履歴を基に処刑を定めます。

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◆機序
再選で同票が続いた後…
最多得票者の中で、それまでの(本投票の)累計得票数が多いPLを処刑
…尚も決まらなければ生存中で最後列陣営の勝利

※「最後列陣営」とは「村を第1陣営とし、列挙した際に最後に並ぶ陣営」の意

 

今迄の同票処理案の中では最も妥当性 納得感が高い処理方法です(私見)

これまでの同票処理案は…「初手吊PLの一存で優先度が決まる(呪マジナイ)」だったり「競売で処刑権を奪い合う(吊降競売)」だったり、あとは記事にはなってませんが「初期に狼が単数勝利か複数勝利かを選ぶ(顎アギト)」だったり…
投票とは別のところで投票 処刑の動向が左右される処理案でした。(従来の「乱数吊」もそうです)

 

今回の累式は過去の投票を基に処刑を決めますので、妥当性 納得感があると私は思います。
(まぁ別日程の投票を反映することは不当との考えもあるとは思いますが)

 

◆特徴

累式の最大の特徴は死票が有効票になり得る」ことです。
従来の投票 処刑では(二次的 間接的にPLの思考に影響 反映するものは除き)「当日の投票は(直接的には)当日の処刑にのみ影響する」もので、翌日の処刑は翌日の投票結果のみで決定していました。

 

しかし累式では「一見 無関係に捨てられていた票が最終日の同票処理に影響する」ことがあり得ます。
つまり個人の主観推理による影響力が従来よりも大きくなっています。

 

又、狼同士の身内切りも戦術としての重さを増しました。故に、間接的な影響も少なからず増してはいます。

 

この特徴を善しとするか悪しとするかはPLやGMに委ねるとして、「処刑は投票により決まる」を推したものが累式です。

 

◆利点 欠点

他に、この処理の利点は…この①処理当日には予め優先度が値で定まってますので余計な時間を使わないこと。

 

欠点としては、②票履歴を全て記録しておかねばならない手間と、③「初回の再選同票は確定で決着」となってしまいますが、初回くらいは村(頭数が多い)陣営がこれを避けてくれることでしょう。
(充分に避けられる不条理を避けられなかったら悪いのはシステムではない、避けられないPLだ(´°∀°`)HAHAHAHA)

 

まぁ①の高速化と②の手間は表裏関係ですし、③はほぼ回避できる不条理なので無視できるものとします。
ので、利害度合は従来とそう変わらないように思えます。

 

 

これらの特徴 利点 欠点を踏まえて運用してもらえると幸いです。

前回の同票処理の記事はこちら

wbo6on.hatenablog.com

 

では好い人狼生活を(`°w°´)ノシ