黒豚の噂 woink-propaganda

人狼GMの活動で得た色々をぼやきます。対面と長期が主戦場。

PL評価 Part.1「評価軸ABCDEFHIKLM+S」

こんにちは、ヲボロです。(`°w°´)
世の中ではあらゆるゲームでPLを評価する軸が様々 存在します。
将棋であれば「序盤力」「中盤力」「終盤力」等で分割され「棋力」とも呼ばれる能力値が独自にありますし、ボールスポーツでは「制球力」「決定力」等の、格闘技では「パンチ力」「スタミナ」「タフネス」等が選手評価があります。

人狼にもPLを評価する基準は様々あります中で、今回は私も私也の評価項を整えてみました。

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人狼ボードゲームとして見た際には物質的なコンポーネント(盤の構成要素)が(配役カードしか)なく、PLを駒(コンポーネント)と見立てることもしばしばあります。
ここではそう扱うこともありますのでご留意ください。
※構成要素は他に「発言」「投票と処刑」「能力」等がありますが、今回は本題ではないので割愛します。

盤面の構成要素については以下の記事がありますので、こちらをご覧ください。↓

wbo6on.hatenablog.com

 
◆評価の設定 
さて…PLを評価するに当たり、最も用いられるのが分析する技能ごとの細分化…評価軸の設定です。
 
PLにはPLごとの様々な評価軸があると思います。
世の中でよく見る評価軸は実践向けに「騙り能力」や「説得力」みたいな実用能力で括ったものが主で、そこに各PLが重視しているものが加わって完結しているものを多く見受けます。

頻出の評価軸だと「発言力」「誘導力」「演技力(騙り力)」「生存力(潜伏力?)」「推理力」「盤面力」「戦術力」「説得力」「人間力」……辺りでしょうか。
似てたり被りがあったり、内容が定かでないものもちらほら。
これらは細かい能力の複合能力で、「腕力」「握力」「背筋力」「脚力」を総合して実用すると「パンチ力」になる……のようなものです。
例えば推理力は感受性と知識と想像力の複合能力です。
 
ここで紹介したい評価軸は逆で、実践向けとは幾らか離れた分析向けのもの……実際に使われる「パンチ力」のような実用能力を更に分解して「腕力」「握力」「背筋力」「脚力」等の部位能力を評価項にしたものです。
 
部位で評価にするに当たり、かなり細分化しました。
「その項目は些末なものだろう」ものも含まれますが、影響が少なからずあるだろう能力は項目に組み込み、並びを覚えやすいように英字の頭文字になるように幾らかこじつけました。(関連項目の並びよりも憶えやすさ重視で頭文字順にしてあります)
なので人狼において本質には直接は関係ない技能も多々 在ります。
(例えば、ボクシングに「背筋力」は直接は使われませんが無関係ではありません。背筋力で仕合が決まることはほぼありませんが、重要な構成要素です)
 
前置きが長くなりましたが、紹介して参ります。
 
◆項目
1.Act 行動力 20.0点 ★★★☆☆
2.Balance 調整力 20.0点 ★★★☆☆
3.Capture 攻略力 20.0点 ★★★☆☆
4.Defence 防衛力 20.0点 ★★★☆☆
5.Express 表現力 30.0点 ★★★★★
6.Feel 感受力 15.0点 ★★☆☆☆
7.Hide 隠蔽力 15.0点 ★★☆☆☆
8.Image 想像力 25.0点 ★★★★☆
9.Know 知識力 25.0点 ★★★★☆
10.Link 連携力 15.0点 ★★☆☆☆
11.Mind 精神力 30.0点 ★★★★★
+a.Special 特性 +a点
※憶え方は「GJ以外+S」
※★は重要度
 
◆配点
11+1項目 計235.0+a点
駒の総合評価をするために配点も付けてますが、これは対する点数で軸ごとの価値に重み付けをするものであり、人によっては重視する項目が違うと思います。
 
なのでこの配点は(まぁそもそも項自体がですが)私見によるものであると頭の片隅に置いておいていただけると幸いです。
批判的に読んでいただけるのであれば、幾らか頭の中で配点や評価項目を弄って読み進めてみてください。
 
人によっては「E-~A+,S」みたいにしたり、レーダーチャートにしたりと、表記も様々かと思います。
体調や精神状態によって評価値には ばらつきが出ます。なので私は幅を持たせて信頼区間(もどき)で扱いたいので数値での評価を好みます。(まぁ定性的なものであり、精確に定められる値はないので信頼区間もどき は気分です)
 
又「総合点が高いPLは低いPLよりも優秀なPL」とは言い切れないことも踏まえてください。
何事も、定性的な分析を定量的な数値に置き換えるとあらゆる詳細を削ぎ落とします。点数はあくまで目安の数値です。
 
◆設定理由
では各項目の評価内容を解説、の前に「なぜこの11項なのか」を語ります。
評価軸を定めるに当たり、必要な要素を設けるところから始めました。
その過程で設けた細分化前の評価原案が以下の6つです。
①発言力・・・発言に関わる技能
②戦略力・・・戦略を組み立てる技能
③隠匿力・・・正体隠匿に関わる技能
④推察力・・・推理や推測の技能
⑤協調力・・・団体意識 協力する技能
⑥精神力・・・仕合に臨む技能
 
これらは人狼PLなら誰でも「まぁ必要だろう」と思うだろうものですが、それぞれの項で内容が曖昧です。
例えば、一口に「発言力がある」と言っても それが「声が通りやすい」のか「論述の質が高い」のか「要領が良い」のかは解りません。
 
なので原案6項は大雑把な指標とし、ここから分化することにしました。
(変遷を辿るとABが途中はAttack攻撃力Block防御力だったり項目数も8つだったり、色々と紆余曲折した過程がありますが それはさておき…)
①発言力→ABE
②戦略力→CDIKL
③隠匿力→H
④推察力→FIK
⑤協調力→BL
⑥精神力→M
へと変化しました。
 
現在は11つに分化した評価軸ですが、元はよく聞く項目から派生したもの…という訳です。
分化をした上で英字頭文字に(幾らか無理矢理)当てはめて…を経て11項目となりました。
今現在は11項目でこの記事を発表していますが、今尚 変遷の途中です。内容は変わるかもしれませんが、それはその時のお話……
 
◆評価内容
では各項目の評価内容を解説…
…と思いましたが、記事が随分と長くなりそうですので今回はここまで。
内容は次回から紹介して参ります。はじめはA行動力 B調整力とC攻略力 D防衛力から。
 
ではまた(`°w°´)ノシ
朧(`°w°´)恩 (@wbo6_on) | Twitter
 
次回↓

wbo6on.hatenablog.com