黒豚の噂 woink-propaganda

人狼GMの活動で得た色々をぼやきます。対面と長期が主戦場。

ある宗教のお話「ローラカトリックとロラテスタント」

こんにちはヲボロです。(`°w°´)
本日はある宗教……霊能ローラー教 霊ロラ教の宗派について語って参ります。

宗教の話ですけれど宗教の話ではありませんよ?これは人が死なないゲームです。

f:id:wbo6on:20210304164749p:plain

 

語る……と言いましても この記事の表題を見てなんのことか解った方。貴方 人狼をそれなりに嗜んでますね?
おそらく この記事を読まなくても知ってる話でしょう、帰っていいですよ。

本日のお話は冗談だけでできた莫迦話、真面目な件りは一切ありません。もし真面目な話があったら木の下に埋めて貰っても構いませんよ。


◆霊ロラ?

さてではローラカトリックとロラテスタントより前に「霊ロラとはなんぞや」の段階の人狼初心者の方向けに解説を。

◇霊ロラ
主に標準編成(狼狂 守占霊村の6役から成る第1陣営多勢から始まる編成)において霊能者候補が複数 現れた際にこの全てを葬る(死因を問わない)こと、及びその戦術
「霊轢」とも書く

この霊ロラは安定進行として超有名な戦術であり、教祖曰く「霊ロラに悪手なし」と言うほどの戦術です。

そして この霊ロラ戦術を好む……と言うより遵守する思想を「霊ロラ教」、その思想のPLを「霊ロラ教徒」と呼びます。

 

でこの霊ロラ、何が良い(強いではない)のかと言いますと……

・霊は自身の真を証明する方法が能力上 不可能で、轢くことでこれを解決
・2日間かけて1真1偽を轢いた確定情報となる(吊1Miss1Hit確定)
・霊を轢いてる間に占の情報を増やせる(占軸展開)
・霊を轢くと決めることで盾を占に回して占陣形保持率を高める
・灰を吊らないので能動的に守を晒す破目にならない(守保護)

……等、初期陣形を承けての方針決定の速度と、払う代償を真霊1人に留めて得られる情報の期待値を高めること、それ故に中盤の準備期間を作れることで安定していて良いのです。

 

ここまでは本記事の本題までの前提知識です。
では表題の「ローラカトリック」「ロラテスタント」の話を始めます。

 

◆狭義と広義

響きから判る通り、語の元ネタはローマカトリックプロテスタントです。キリスト教と霊ロラ教に置き換えてその宗派に準えています。
キリスト教の歴史がどうで 西方教会宗教改革で云々、は特に関係ありません。学び直したい方はご自身で是非。

で、このどちらも霊ロラ教です。
分派してるからには当然 違いがありますが、先に述べた「全ての霊を葬る」一点で ぶれはありません。

 

ではその違いについてですが、まずローラカトリックは教義重視の宗派でして「なぜ霊を轢くのか」の戦術価値を崩さない思想があります。狭義霊ロラで、霊霊の吊順のみに戦術価値を認めます。
悪く言えば盲信 良く言えば遵法で、複霊を確認した時から(ある種 極端な)全霊葬の意志を崩しません。

「最速で轢く」 「霊の話をする分の容量を全て他に当てる」 「複霊に発言は不要」 「複霊判定も不要」 等はローラカトリック由来の言葉です。最後のは本当に過激派ですが。

尚、教祖はローラカトリックです。教皇ではないので崇められてはいませんが。

 

対してロラテスタントですが、こちらは広義霊ロラで、最終的に霊が全て死んでいるのであれば手順や方法に選択肢を持つ宗派です。福音重視ですね。
結果的にローラカトリックと見かけ上 同じ振る舞い(最速轢きをし)のこともありますが、ロラテスタントではある選択肢の1つが最速轢きであっただけです。又、ロラテスタント教徒内でも複霊の扱いは緩やかに異なります。

霊灰霊の吊順を提案、世論真霊の判定を反映、真目の霊を残して喰わせる、等 霊本体に人権を認めることも多いです。

霊を「轢く」ことは「最速で霊霊を吊る」ことで これとの差別化のために「轢く」に変わって「最終的には全ての霊を葬る」意で「挽く」と表すこともあります。

 

ローラカトリックの長所はその揺れなさにあります。
霊ロラ過激派とも評される彼等の行いは全く揺れないため、必要人数のローラカトリック教徒が揃えば初期戦術が確約されます。
揺れない故に安定性を補強しており、最も安定した戦術を最速で遂げます。

裏返って短所も揺れなさにあります。
複霊下で これ以外を全くしないので見込める成果も目減りしています。まぁ彼等はこれを短所としていませんが。

 

ロラテスタントは この短所に異を唱え抗議した宗派で、ロラテスタントは霊を挽くが活用はする点が長所と成り得ます。

その分 教義にある戦術価値の一部を削いでます。特に「灰を吊らない守保護」の項は非守を見定めて吊り当てる個人技が要るので安定を欠きます。こちらも長所の裏が短所ですね。

 

そして このロラテスタントの短所はローラカトリックの長所により補える……と、双方は長短が表裏関係にある訳です。

どちらの宗派が優れているか、はそれこそ宗派によって意見が割れるのでここでは言及しません。話始めると「安定性を失ったロラテスタントは霊ロラ教ではない」 「脳死のローラカトリックなど霊ロラ以前に戦術ですらない」等の宗教戦争になりますしね。

私はトッポ派。最後までチョコたっぷり。

まぁそもそも霊ロラって強いの?って疑問もありましょうが、そこも本記事で言及しませんので。

 

(`°w°´)以上が霊ロラの宗派 ローラカトリックとロラテスタントの紹介です。
ふ、と久々に この語を思い出したので勢いで記事に起こしました。

では木の下に埋まって参ります。

 

では良い人狼生活を(`°w°´)ノシ