黒豚の噂 woink-propaganda

人狼GMの活動で得た色々をぼやきます。対面と長期が主戦場。

特殊役職「修羅恋」の評価(ラボ26レポート)

2020/9/5に開いた第26回人狼ラボラトリで使いました特殊役職「修羅恋」についての評価報告です。
(だいぶ遅くなりました)

建村実績は当日1戦。

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◆役職内容
・勝利条件:終了時に「修羅恋本体と本命(全員)が生存」で独立勝利
・能力:0夜目にW人を選び修羅恋本体含め全員同時に顔合わせした後、誰を何人 本命にするか選ぶ(他は自動で手玉となる)。本命の人数は全体告知。

 

◇趣旨 12.0
「恋敵が全員の顔を知っている」修羅場感…のつもりがあまり恋敵間での諍いは起きなかった。

◇物語性 6.0
機構による表現はできているが伴う戦術観が修羅場を表せていない。(もっと恋間で争って欲しい)
終盤まで生き残ればそれもあるかもしれないが、恋勝利状況を作ってからなので欲しい場面の情報がない。

戦術戦略性 5.5
恋間での結束力が高いため恋PPが早まる傾向にあり、戦略構築は恋視点ではしやすい。
手玉含みの恋系の常だが「先ず恋勝ちの状況を作ってから恋内での闘い」の手続きを踏むので戦略強者に必然的になる。頭数が恋亜種にしては滅法多い。(その分、牙に弱いが)

又、恋同士での情報交換は今回 為されなかったため、序盤戦術に関する統計が無い。
あった場合に恋から何か陣形に作用する戦術があれば集計したい。
修羅恋に対して騙ることは不可能なため、修羅恋の戦術は修羅恋陣側からのみの影響となる。(よって他視点の戦術を生まない)
恋欠けによる戦術は他の恋種と差はない。

恋落ちの際に修羅恋陣が丸々いなくなるので見掛け上よりも日数はずっと早く詰まる。
(具体的には見掛け上の人数から1夜で2日縮んだ)
恋落ちの時機とその前後の急変する状況により各陣営の立ち回りに戦術は生まれる…かもしれない。(試行回数不足により不明瞭)

◇推理性 5.0
そもそも恋であるため、序盤初期から不確定要素が多い。恋系の中でも特に多い。
中盤から隠されていた情報が表出してくれる。

◇陣営的戦力、及び調度 6.5
試行回数1回で修羅恋本体が占を騙って喰われたため、勝率に関する参考情報が無い(よって基準点を与えることとした)
この点数は参考にならないので、注意。

当然ながら、修羅恋にどの陣営が何人 連れていかれたかに依存する。

◇興行性 8.5
「恋全員が顔割れ」「大量死」と宴会的な要素は多い。
未実現で構想段階だが「終盤の修羅場」が加われば更に上がる。

◇設計の理解難度 5.0
恋と同程度

◇編成の柔軟性 6.0
13~21人対応。
最小W=3頭からなので13PLで最大21PLまでは網羅。
単純に大型編成向け。いっぱい死にますし。

◇処理の操作性 4.5
保持情報が純粋に増えてるので(恋と比べ)減点。

◇他、特記事項 0.0

 

◆総評 59.0/100点
先ず試行回数が少ない。目玉となる修羅場は終盤に起きる想定であるので、それを観ない限りは精確な評価ができない。
今後の試行内容次第では物語性や戦術戦略性の点数が伸びる見込みはあり。場合によっては下がる。

 

◆改善点
改善点以前に一先ず建てて試すこと。
物語性の表現を作りたければ手玉を増やし(させ)て諍いを起こすように仕組む想定もあるが、これは修羅恋の勝率を著しく損なうので不安定な案。
先ずは試行回数。

1回きりだったが会での受けは良かった。また建てます。
では、好い人狼生活を(`°w°´)ノシ