黒豚の噂 woink-propaganda

人狼GMの活動で得た色々をぼやきます。対面と長期が主戦場。

黒豚の提案「狂射手」

(`°(00)°´)やぁ、良い子の人狼PL方々、ようこそ。
狂変種つらつら第2弾、狂射手。
吊ると襲撃して吊を減らすやべー奴。

 

【狂射手】
 ■勝利条件:人狼が人間と同数以上になる(第2狼陣営)
■能力:処刑された夜に0~2人を襲撃する。

□趣旨 8.5点
「遠方から弓矢を射つ」を表現しました。

 

□陣営的戦力、及び調度 7.5点
「処刑されると発動し、2人を殺す(吊1本減らす)」か「処刑されても射撃しない(只狂として振る舞える)」かを選べるのが強味。
只狂として振る舞う選択肢がある為、只狂の完全上位互換。
騙って良し、騙って吊られて良し、潜って良し、潜って吊られて良し、のどこの配置でも只狂以上に戦術の後出し変更が利く。

唯一「処刑されないと能力が使えない」が(一見)欠点に視えるが、狂射手処刑を忌避する為の牽制力として機能するので、処刑されなくても充分強い。
寧ろ、能力を使うと狂死亡が確定情報となる為、情報戦上では能力は使わない方が良い場面もある。
「能力自体は強いが、能力を使うと弱味が増える」典型例。

 

□戦術戦略性 9.5点
上記の通り、騙っても潜っても吊られても吊られなくても仕事場がある。
射撃も「優位な村陣営を殺して狼を補助」でも「単純に吊1本減らす」でも選べるので、自由度が高い。
序盤に処刑されると能力を腐らせるか情報零してでも吊1本減らすかの択を迫られる為、序盤に処刑されると無為になる可能性はある。

 

□推理影響力 4.5点
元より只狂の完全上位互換であるので、只狂以上の影響力(9.0点)がある。
射撃を行った場合のみ、狂確定吊死体となるので情報戦不利(推理影響力0.0点)となる。
その平均(期待値)を採った。

 

□編成の柔軟性 6.5点
死体数を増やして1日縮める効果があるので、少人数に向かず、中人数に向き、大人数にはあまり影響がない(入れても入れなくてもあまり変わり映えしない)
狂射手の意義があるなら11~15人の標準編成の只狂を狂射手に差し替えるのみ、が一番味がある。
入れるだけならば9~21人で可。

 

□処理の操作性 4.0点
毎夜最初に受刑者に「狂射手ならば、0~2人を襲撃をどうぞ」の旨を放送せねばならないので、1手間増える。
又、射撃は狼の襲撃と見かけ上は同じで夜の最期に起きる為、「夜の最初に計上した襲撃を夜の最期に処理する(保存期間が他処理を跨いでいるので絡まりやすい)」故に低め。

 

□設計の理解難度 8.0点
趣旨の時点から然程難しくはないが、処理本体の理解が初見だと理解されないことがあった。

 

□他、特記 0.0点

 

(`°(00)°´)計48.5/70.0+α点
操作性にやや難がるが、他はそれほど低くないか高い。10.0点評価項目は1つもないが。
PL視点では高評価になりやすい戦術趣向の狂変種。
では、またいずれ。