黒豚の思案「GMの夜処理」
(`°(00)°´)やぁどうも。今回はGMの主な活動、「夜処理」について1つ。
皆さんの村ではGMはどの様な処理をしているでしょうか。
今日は人狼の流行が拡まってきてGMの数も質も所属する会も多種多様ですが、標準編成である「狼狂守占霊村」はどこに行っても在ります。
その標準編成の処理についてお話しましょう。
今日の人狼会で標準編成の処理は大きく2派に分けられます。
便宜上、片方を「ドミノ式」、もう片方を「ロール式」と呼ぶこととします。
どちらにも利点欠点があり、どちらを使うかはGMの好みと出身環境によると思います。(ちなみに私は好みも出身環境も後者です)
それぞれ紹介していきましょう。
■ドミノ式
前夜には「狼占(狂守霊)」、以降は「霊守狼占」の順で行う処理法。
利点
・吊即霊、盾即牙、狼即占、と処理順を置いており、直前の処理の情報をそのまま次の処理に使うことで記憶に頼る処が少ない。
欠点
・処理順が役職配列順でない。
・特殊役職への応用が利かない。
・狼が最後でないので戦略上不利(そして占有利)。
ドミノ式は記憶に頼る処が少ない分、初心者GMにも扱いやすい仕様となっております。
しかし「霊判定は結局GMの記憶頼りでは?」と思うかもしれませんが、霊判定はなんと吊られたPL本人が出す手法にすることでGMが仕合中いつ狼の配置を忘れても間違わずに済みます。
(霊判定処理を受刑者本人にさせる卓はなかなか見ませんが)
■ロール式
前夜には「狼狂守占霊」、以降は「霊占守狂狼」の順で行う処理法。
利点
・処理順が役職配列順である。
・特殊役職への応用が利く。
・狼が最後で戦略上不利でない。
欠点
ドミノ式に比べて記憶に頼る部分が増える。
ロール式は「15=4狼狂+守占霊7村」と云う編成の役職配列に対して綺麗にそのままの順で呼びます。
前夜は昇順、以降は降順です。
並びを綺麗にすることで初心者PL視点でも「説明した順に役職が登場する」為、ゲームの理解難度が低くなります。
標準編成をする場合にはこの2つのいずれかがお勧めできます。
GMが初心者ならドミノ式、PLが初心者ならロール式がいいでしょう。
(私見でお勧めをするなら、応用と狼不利の観点からロール式をお勧め致します)
標準編成に処理配列は凡そこの2派ですが、特殊役職を入れることで色々な配列があることでしょう。
これも私見ですが「特殊役職はGM処理が楽である程に優秀」と云うのが評価基準の1つであります。
利便性の高い処理法や、操作性の良い特殊役職を練ってみるとGMの技能としてより深みが出ることでしょう。
(`°(00)°´)では良いGM生活を。