黒豚の提案「多霊型編成」
(`°(00)°´)どうも、私は霊能者が最も好きな役職です。今回は霊研究から生まれた超おすすめの編成一案。
皆さん、霊ロラ教をご存知ですか?
数多の思想が入り混じる人狼界の中で特に宗教色を全面に押し出しているあの教団(?)です。
私は教徒ではありませんが、知人に霊ロラ教祖がおりましてよく霊の話をしました。
まぁ、今回は彼の話はどうでも良いのです(´°∀°`)
前置きはさておき、今回の主題は彼と霊の話をした折に研究をしたら生まれた「多霊型編成」です。
霊以外の配役は拘っていないので好みで弄ってしまって構いません。真霊が2人以上入っていればそれはもう多霊型編成です。
簡単でしょう?
さて、この多霊型編成をPL視点とGM視点それぞれから紹介していきましょう~
■処理方法
対面での多霊のGM処理を先ずは教えましょう。
「眠ったまま、掌を上にして前に出して霊能者」
「掌を突いたら白(人間)、甲を突いたら黒(人狼)」
と、言ってPLの輪を一巡します。
これが普段の私が行っている多霊処理です。
・真霊同士の認知なし
・白黒の判定情報を与える
なら形式は掌でなくても構いません。
(カードメタ禁止にして1霊ずつ起こすのもいいですが、私は禁止事項が増えるのは嫌いです)
長期(や他のWeb/Skype)人狼はデジタル処理なので省きます。
■戦術戦略性
仮に多霊型編成で最も多い真霊2人入りに偽霊1人を想定して話しましょう。
1つ目の特徴は(余吊数に因りますが)従来の単霊型編成の複霊と異なり、多霊型編成で偽霊が混じった場合(これを私は「錯霊」や「霊壁」と呼びます)は安易に全霊挽き難くなります。
理由は簡単、交換数が釣り合わない/無駄吊が嵩むから。
全霊挽くと2吊を確定無駄吊りとして消費した上で確霊判定(後述)機能を失って、偽霊を1人吊れます。
ざっくり言うと偽霊1人を削る為に払う代価が「割に合っていない」ですね。
なので錯霊は安易に挽かれないことが殆どです。
もう1つの特徴としては、錯霊から報らされる霊判定情報は「必ず真判定である」ことです。
霊壁内は真真偽である為、判定が白白黒/黒黒白と誰か1人が割れれば割れた1人は即破綻し真偽確定します。
因って偽も(真を1人喰うまでは)真判定を出すしかありません。故に錯霊は霊判定のみで真偽を判断できません。
以上2点により錯霊陣形は「霊盤面」でなく「霊機能を持った灰盤面」と成ります。
従来の単霊型編成では「確霊」か「複霊」でいずれも霊の扱いが序盤に定まってしまうことが殆どでしたが、それに新たな形態を生みました。
(まぁ単霊型編成でも「複霊は霊機能を持った灰」と霊に理解のある人達には既にずっと言われてきてはいますが。それが解り易くなっただけです)
この様に判定情報は確霊同様のものを維持しつつ、その中に偽霊が紛れている。
そして、1霊喰って真偽1:1にし判定を割って霊壁を崩したり、霊壁そのまま最終日3霊の決め打ち展開にしたり、霊盤面内で途中進行が分岐します。
これの運用と看破が錯霊壁の戦術戦略(PL視点)です。
真が3人以上、偽が2人以上でもこの方式は変わりません。
........(((((((((´°∀°)°∀°)∀°) {デモンズウォ~ル)
■編成の柔軟性
今度は変わってGM視点。
この多霊型編成の最もおすすめな点がここ、「簡単に編成に組み込める」こと。つまりは汎用性、親和性、柔軟性。この1点。
大型にすると霊1人だと機能維持がままならいので調整に色々な役職を入れざるを得ず、調整が難しくなります(これは守や占にも言えることですが)
そんな中型~大型の編成で特殊な役職を組み込まない場合に重宝します(実際に重宝しています)
編成自体を複雑化せずに村の拡大調整をすることができるのです。
多霊型編成を組む際には狂を狂信者(狼を知っている狂人)や狂演者(狼と一緒に起きる狂人)等の狼の位置情報を知っている役職にすると、霊騙欺の駒に択が増えて更に戦略幅が拡がるでしょう。
(人数が増えたら標準17人5狼に3霊にすると良いでしょう)
■以上が
多霊型編成の紹介です。錯霊壁陣形は面白く、構築はこんなにも簡素なのに今迄存在しなかったのが作った後となっては不思議でした。
一度是非使ってみてください。見た目の簡素さに反してゲーム性に富んだ人狼ゲームらしい設計です。
(°(00)°)では皆様、良いデモンズウォールライフを。